2024年11月日帰り台湾

【女一人旅】タイガーエアで行く日帰り台湾


タイガーエアの早朝便に乗るためにタクシーで羽田空港へ。
数年ぶりの一人旅なので、「安全はお金で買う」ということで、タクシー使用にしましたが、
羽田空港に行ってみたら、女性でもベンチで荷物抱えて寝てる方はたくさんいて、安全そうでしたね。
終電で空港に向かって、空港で寝てもいいかもですね~。

行きは預け荷物なしで、帰りは15kgを預け入れる予定です。
飛行機に持ち込む荷物にシールを張ってもらって出国審査を受けます。
いつもならにぎやかな免税店エリアも早朝は閑散としています。
ラウンジも開いてないし、買い物もできないので、一路搭乗ゲートへ。
荷物の整理などして搭乗を待ちました。

IT217便に搭乗。
LCCなので、座席が狭いのかなと思いましたが、全然そんなこと気にならず、自分の席に座って爆睡!
今回は無印のネックピローを持って行ったけどかさばるから次回はコンパクトになる枕の方がいいかな~。
私は家で寝るときにYouTubeの雑学系や歴史系の番組をラジオのようにかけて寝てるので、機内でも同じスタイル。
いつもは機内用にWH-1000XM4を持っていくのですが、今回はなるべく荷物を軽くしたかったのでWF-1000XM5の方にしました。


ノイキャンに関しては、WH-1000XM4があまりによかったので、それ以来ソニー製品に全幅の信頼を寄せています。


ただね~、やっぱり機内で完全ワイヤレスイヤホンは、うっかり耳から落としてしまったときが大変。
往路便ではケースを、復路便ではイヤホンを片方落とし、拾うのに一苦労。
昔あった、ネックバンド式のでノイキャンがしっかりしてるイヤホンがあったら安心感もあって最高なんだけどなぁ。

オンタイムで桃園空港に到着、預入荷物がないのでサクサク入国できました。
ATMのキャッシングで現金をゲットして桃園空港MRTで台北駅へ向かいます。

桃園MRTのホームの注意書き。台湾は日本よりKAWAII文化ですよね。
最近は、柴犬キャラが人気なのかな?かわいくて、台湾でいくつかグッズ買いました。

桃園MRTの車内は広々していて、荷物置きも使いやすいです。

広告でしまじろうが出てきてなごみます。

通勤時間帯での移動になるので、長庚醫院からはかなり電車が込みます。

台北駅から北門駅に行くには、長~いエスカレーターを目指していくのが分かりやすいです。
途中のファミマでお茶購入。これおいしい~
西門駅で乗り換えて向かったのは、善導寺駅、5番出口を出たらすぐ阜杭豆漿の入っている華山市場があります。

ついたのでが、9時過ぎなので行列は全聯福利中心の前まで伸びていました。

このビルには「しまむら」が入っているらしく、なんか妙な安心感があります~
台湾ドラマ「時をかける愛」を視聴しつつひたすら待ちます。(どうでもいいですが、台湾ドラマの邦題がひど過ぎる…原題は「想見你」とか素敵なのに。我可能不會愛你もイタズラな恋愛白書とかさぁ)
11月だから平気で待てましたけど、夏の台北なら1時間外で待つとか耐えられないなぁ。
台湾には何度も来ていますが、阜杭豆漿には来たことなかったんです。
台湾系の友人は「阜杭豆漿なんか行かなくたっておいしい朝食はたくさんある!」と断言してたので、なんとなく行かずじまいだったのですが、「他のお店とどれほど違うか知るためには1度は食べておかないと」と思って、行くことにしました。
1時間ちょっと並んだかな?
ようやく朝食にありつけました。

注文カウンターの左手には厨房があります。ライブキッチン感があっていいですね~。

オーダーしたら商品はすぐ受け取れます。

スペシャリテの鹹豆漿
おいしい!おいしいけど、他のお店のも変わらないくらいおいしいよ。

焼餅挟蛋
これはサクサクしてておいしい!

薄餅挟蛋

全体的においしいんだけど、他のお店がここと遜色あるかと言われると、バカ舌の私にはわかりませんでしたね。
食べきれない分は持ち帰りにしましたよ~
ここの料理はかなりボリューミー。台湾に到着したときはお腹がすいていたのに、鹹豆漿だけでもお腹いっぱい。
ここで食べ終わるのが11:00近くなるので、この後なかなかお腹が空かなくて困りました。
台湾でなるべく色々なものを食べたいなら、台湾での初めての食事が11:00っていうのは作戦負けな気がしますね。

桃園空港のフードコートで到着直後にさくっと何か食べるか、乗換駅で朝食を軽く食べるのがいい気がします。
そうすれば昼、おやつ、夜と堪能できるんじゃないかな。

食後はタクシーで永楽市場まで。
お腹いっぱいですが閉店時刻が迫ってるので林合発油飯店に並びます。
いつもは朝早く来るので建物の外まで並んでなかったと思いますが、並び方が変わったかな?

こんな感じでセットになっているので、Aセットとか言えばOKなので、外国人も注文しやすいですね。
ここの油飯は台湾に来るたびに食べていてホントに大好きです。

市場でお手洗いを借りて(日本基準だときれいではないですが、私は大丈夫でした)2Fへ繰り出します。

昔、私が買った花布のポーチをお留守番している娘へのお土産で買います。
校外学習のお泊りの時に使ってもらえるかなぁと思って。
私が使っている小さいサイズのが見つからなくて、ちょっと大きめサイズのものを娘と友人へのお土産で購入。
娘の目には、花布はダサく映るのかなぁと心配してましたが、帰ってから「他のグッズも欲しかった」とめっちゃ文句言われました。
花布のグッズが豊富だったお店。右翔布行(2069室)
お店のおじちゃんの帽子が特徴あります。
過去の自分の旅行記見たら、前に台湾来た時もこのおじちゃんのお店で買ってた(笑)

布売り場はテンション上がります。
裁縫はコロナ中に何度かトライして、才能がないことは自覚してるけど、何か作りたい気持ちになっちゃいます。

永楽市場を出て向かうのは台北霞海城隍廟
縁結びの月下老人にお礼参り。
前回は手ぶらでお礼に来ちゃったので、今回はちゃんとお菓子を日本から持参しました。
廟のスタッフのお姉さんにお菓子はどこに置けばいいのか質問したらお参りの方法まで丁寧に教えてくれました。

この後はショッピング!

民藝埕


梁山泊一零捌
隣は私の大好きな度小月!食べたいのにお腹いっぱい過ぎて悔しい!!

ここでちょっと手持ちの現金に不安が出てきたので、ちょっと銀行のATMまで。
昔、作った銀行口座にTWD 1,000あるはず!
ということで、ちょっと銀行に行きます。

妙口四神湯から民生西路を延平北路2段に向かって歩いていたら欲しかった本を発見!

見つかるか心配していた日選びの本。
かれこれ5年以上毎年買っています。
いつもは風水の先生から購入しているのですが、今年は自力でゲット!
民生西路のセブンイレブン向いの錦芳紙張文具公司というお店です。

小学生くらいの男の子が店番してて、コレコレ!この昭和感がいいわぁ。
店番の男の子に話しかけられて、お互い言葉が通じないのになぜか会話が成立してる不思議。
(こんな本買って、読み方知ってるのか聞かれました。)

銀行で暗証番号を忘れてしまっていて、窓口での番号の再設定に時間がかかってしまったけど、なんとかTWD 1000をゲット。
次にゆっくり来れるときに、この口座も閉めないとなぁ。

銀行からの帰り道に、脳が甘いものを欲したので呷圓仔に立ち寄り。

紅豆圓仔湯 と綜合燒麻糬をオーダー

紅豆圓仔湯は白玉ぜんざいって感じなんだけど、とにかくアツアツで猫舌の私にはなかなかの強敵。
でも、この白玉団子がなんともいえずふわふわ?ぷにぷに?でまぁおいしいったらない!
おもわず、店内を見まわして「何が他と違うんだろう」と観察してしまった。
カウンターで食べてると、オーナーさんがひっきりなしに動いてるのね。
これがまた昭和のお母ちゃん感があって、妙に落ち着くんですよね~。

綜合燒麻糬も到着。
ここのお餅は赤ちゃんのほっぺみたいな独特な食感で、すごくおいしい。
あぁ、おいしい。
私の胃が底なしならどれほど楽しめたことだろう…
ぜんざいを平らげたあとに、追い餅はかなりヤバかった💦
思わず、カウンター席からお母ちゃんをふりかえったら、「あんなに頼んで、食べきれないと思ってたのよ」と心配顔に書いてあった(笑)
(∀`*ゞ)エヘヘと笑ったら、お餅をパックに詰めて持ち帰り用にしてくれました。
台湾に来るたびに次に来るときは言葉ができるようになりたいなと思うのだが、実は台湾で言葉のせいで困ったことがない。(あ、会食したときは困った。)
日本語、英語が分かる人が多いこともあるが、何となく、表情と状況だけで、お互いに「察する」ことで、いろんなことが解決してしまう。
そんな不思議な国が台湾だ。

お母ちゃんとお餅にまた会いたくて、リピ決定。

ペットボトルのお茶が、なくなったので十二韻というティースタンドでお茶購入
本当ならタピオカミルクティーでも飲みたいところだけど、もう血糖が飽和状態なので、普通のお茶。

また、迪化街にもどり、林復振有限公司へ

台湾に来るたびにここでカラスミを買ってます。
グルメ友推薦のお店。

お次は元太商行でドライフルーツ

マンゴー、茶梅、黄桃、みかんを購入。
砂糖がついてないマンゴーが甘すぎなくて、子どもからも大人気。
もっと買ってくればよかった。次回はメロンのドライフルーツも買うつもり。
迪化街の個人商店はほぼ現金のみなので、台湾では現金多めに用意することをお勧めします。

ようやく迪化街も後半戦に突入
大華行

漁師バッグはお店によって値段が違うので、とりあえず値段を比較することに。
竹細工のかごや食器などの取り扱いが豊富。
梱包用のPPテープで作ったようなバッグのデザインが豊富でかわいらしい。

高建桶店

ヤバい。人が多い。

このバッグだけ購入。

さっき大華行でみたPPテープのカバンがやっぱりほしいってことで、
道を戻って大華行でバッグ購入。
カワイイデザインがたくさんあって迷ったけど、こういうバッグは夏に使うので涼し気な水色に決定。
お会計済ませたところでお店のお姉さんに「この辺にトイレありますか?」って聞いたの。
そしたら、「うちの使って~」って案内してくれた。
お店でトイレ貸してくれるところって珍しいですよね。
で、入ってみたらマジもんの、家庭のバスルームだった。
台湾のローカルな生活が垣間見れて嬉しかったです。

林豊益商行

他2店からちょっと距離があるからか、人が少なくゆっくり見られる。
漁師バッグはここが1番安かった。
ここのは刺繡など入っていないシンプルなものでTWD40くらいだった記憶。
友だちの分もいくつかまとめて購入したら、額面の小さい現金がギリ2,3台湾ドル足りなかった。1個やめようとしたら
そしたらおじちゃんが察して「これでいいよ」っておまけしてくれた。
こういうご恩は忘れないし、次も絶対ここで買う!という気持ちになる。

本当はこの先も迪化街を進みたかったけど、カルフールもお茶屋さんもまだ行けてないし、夜はマッサージの予約も入れてるので、探索はここで断念。

カルフールに向かいますが、途中でWolf Teaとに立ち寄り。

Wolf Teaでは、オシャレな友人向けクリスマスプレゼントにティーバッグの詰め合わせを購入。

徳記茶行は素朴でいいご夫婦のお店だったのですが、現金オンリーだったので、空港への電車賃まで絞り出して、ギリギリ1パックをTWD300で購入。
桃園MRTはクレジットカードで乗れるから、手持ちの現金はもうゼロ!

ようやく到着したカルフール
カルフール重慶店は地上階にレストランが何店舗か入っていて、地下がスーパーマーケットになっています。

エスカレーターを降りてすぐに台湾のお土産コーナーができてて、これがまたツーリストのツボを押さえたいい品揃え。
思わず、かごに入れてしまいました。

カルフールではティーバッグや調味料を中心に購入。
レジの方が免税手続きできると教えてくれたのでサービスカウンターで免税手続きをしたら、その場で現金を返してくれました。
現金ないので助かります!
カルフールで買ったものが多かったので、ここでのパッキングに手間取ってしまいました。
次回は、簡単なホステルみたいなところを予約してそこでパッキングしたほうが迷惑にならなくていいかな…

ここで活躍してくれるのが畳めるボストン。


これと南京錠を小さいキャリーケースに入れておけば、荷物が増えても安心。
治安がいい国限定ですがファスナーを占めて南京錠をかけてしまえば受託手荷物にも預けられます。

すっかり重くなったキャリーケースをひきずりつつ、重慶北路二段を南下。
徳興茶業有限公司に立ち寄りました。入店時にクレジットカードが使えるかどうかを確認してOKということだったので、お邪魔しました。

お父さんは少し日本語が話せる方、息子さんがお茶を入れてくれて、試飲させていただきながらお茶を選びました。
20年以上前の日本航空がJAAを飛ばしていた頃、日本の新聞にお父さんが掲載された記事を見せてくれながら、日本の会社と取引もあると一生懸命見せてくれました。
高いお茶を勧めてくるわけではなく、普段飲むならこれくらいと適切なアドバイスをくれるので、ついついお茶を買い過ぎました。

日本に発送もできると注文票もいただきました。
またすぐ渡台したいけど、何かあって台湾にいけないときにも安心。
どんどんお茶をついでくれるので、ついつい長居してしまいました。

マッサージの予約の時間が近づいてきたので、悠楽養生会舘に向かいました。
悠楽養生会舘はご主人も日本語が話せるし、奥様が日本人なので言葉の心配なく利用できます。

足と全身の90分に角質取りのオプションをつけました。
1日中歩きっぱなしだったので、足裏のマッサージが最高。
1か所だけ激痛だったのが坐骨神経でした。
全身マッサージは2Fのベッドで行われます。声が出ちゃうくらい気持ちよくて、マッサージ後は体が軽くなりました。

本当はこの後、寧夏夜市で夕食をゲットして空港に向かおうと思ってたのですが、荷物が重くて夜市に向かう気力がなく、
台北駅に向かう途中の重慶北路一段は飲食店がたくさんあるのでそこで食べればいいや~と思ってたのですが、これが失敗。
お店はほとんど20:00閉店だった~!!!
すっかり忘れてた!!
仕方ないので、台北駅から桃園MRTに向かうことに、空港で出国手続きした先にも何かしら飲食店はあるでしょう。(←伏線)

桃園空港(T1)でタイガーエアのカウンターに向かったら、まだ21:00前なのにかなりの行列。
受託手荷物を預けてしまえば楽になるのでここでチェックイン手続きをして荷物を預けました。
で、出国手続きを終えてインフォメーションセンターのお姉さんに教えてもらったレストランに駆け込んだら、もう食べ物の提供は終わっていて飲み物だけの販売でした。

どうやらT1は他に飲食店がないらしい。
真っ白に燃え尽きた私はベンチに座り込んで、リュックを漁る。
あった!林合発油飯店で買ったおこわが。

というわけで、ようやくお腹が空いたのに冷えた油飯をいただきました。
さすが、冷えてもおいしかったよ。

そしてもう1つT1の制限区域の自動販売機は黑松沙士というメーカーのものしかありません。

個人的に黑松さんあんまり好きなメーカーじゃないので、最後に口にする飲み物が黑松さんというのがちょっと残念でした。
きっと大人の都合で一社のみなんでしょうが、他のメーカーもおいてほしいものです。

いよいよ搭乗時間。
そして離陸です。
たった1日でしたが、濃い1日でした。

空の上から眺める台湾は美しく、フォルモサという言葉がぴったりでした。

基隆でしょうか?
漁船の灯りが海に浮かんでなんとも幻想的な光景で目が離せませんでした。

10年ぶりだったので、どれほど変わってしまったかと不安に思っていましたが、
相変わらず歩道はガタガタ多し (キャリーケースを持ち歩くとこれがかなりツラい)
人は温かく、人情味あふれる、優しい、私が大好きな街のままでした。
台湾国籍の後輩君からはデジタル化が進んでいて、あまり現金は使わないと聞いていましたが、迪化街をメインでまわったからか、まだまだ現金でしか払えないお店が多かったです。
次回は現金を多めに準備してまた台湾に行きタイワン。