東京国際フランス学園のこと

リセならではの学年末の先生へのプレゼント

リセならではの学年末の先生へのプレゼント
LFITは日本の学校と違い、学年末が6月になります。
6月の最後の登校日に向けて、準備しておかなかなければならないことがあります。
それは先生へのプレゼント。
フランスでは学年末に先生にプレゼントを差し上げる慣習があるようで、日本のリセでも
あげるもあげないも、自由ですが娘のクラスでは半分くらいの生徒がプレゼントを差し上げていたとのこと。
日本の学校ではない習慣ですよね。
とはいえ、郷に入れば郷に従えということで、我が家も学年末には何かしらプレゼントを持たせます。
クラスによっては保護者代表が取りまとめて、他の保護者からお金を徴収して、大きめのプレゼントを買って差し上げることもあるようです。

個人で用意するなら紅茶やハーブティー、チョコレートなんかが無難かなぁという感じです。
フランス本土においては花束も人気みたいですが、子どもに花束を持たせるのもなんだか不安で…
果たして放課後まで無事かしら?花束でチャンバラとかしてないかしら?
親の心理的不安が大きいので、もう少し大きくなるまで怖くて持たせられません(笑)
プレゼントに子どもの書いたお絵かきやカードなどを添えて完成!

フランスにいればこの時期になるとお店でMerci maîtresse(ありがとう先生) 贈り物コーナーができていて、予算に合わせた色々な詰め合わせセットも売られているらしいのですが、日本だと自分で考えなければなりません。
長女が幼稚園の頃は日本茶のティーバッグが可愛らしいデザインの缶に入ったものなどを差し上げました。
伊藤園は、缶のデザインが可愛らしくていいですよ。
あとは、美術館や旅行に行ったときなどに先生が好きそうなものをあらかじめ買っておくのもいいかもしれません。
好みが分からないときはやっぱりチョコレートです。
長女の担任の先生なんかは教室にコーヒー・チョコレート持参らしいです(笑)
日本の先生では考えられないゆるっぷりですが、私はこれくらいゆるい方が気が楽です。
自分は職場でお茶もお菓子もデスクで食べながら仕事してるんで、先生だからダメっていうのはなんかおかしい気がしていて、日本の先生方もこれくらいリラックスして働けるといいなと思っています

あとは、うちはスクールバスを使ってるんですけど、スクールバスのドライバーさんとアテンドの先生にもちょっとしたギフトを差し上げる予定です。
娘のバスのアテンドの先生は、絵がとても上手な方で、たまに娘たちが好きなアニメのイラストを描いてプレゼントしてくれるんです
短時間なのにデッサンから(絵具で?)色までつけてくれて、リセの職員は多才な方が多い気がします。
男性の方はお茶関係より、チーズとかの方がいいかななどと考えています。

ありがたいことに、よい先生や職員の方にお世話になって楽しい学校生活を送れているので、こういう感謝の気持ちを表すタイミングがあることはありがたいことだと思います。