日仏ファミリーの日常

横浜うかい亭で忘年会

年末に家族で「横浜うかい亭」に行ってきました。
明治時代のオランダ商人の館を金沢から移築した歴史を感じるお店です。
うかい亭はいつ行ってもサービスもお料理も素晴らしく満足させてくれるお店。
店舗ごとに少しずつ違いがあるのもいいですね。
子連れでいらしている方も多いので、子連れでも遠慮なくうかがえます。
家族で行くと個室のようなお部屋に通してもらえるので、周りに遠慮せず食事が楽しめるのもありがたいです。
シェフが、お料理しながらお話ししてくれるのも楽しみの一つです。
我が家には残念ながら、頻繁にうかい亭に通えるほどの財力はないので、結婚記念日や誕生日はささやかにお祝いして年に1回、1年分のお祝いをうかい亭でお祝いすることにしています。

今回は大人は鮑とうかい特選牛コースにして、偏食姉妹はお店の方と相談して子供のステーキコースを半分に分けてもらい、単品でフライドポテトを頼みました。
うかい亭まできてフライドポテトって…。マックでいいやん。
1皿目の盛り付けが素敵でした~
うかがったのはクリスマスの後でしたが、クリスマスっぽいデコレーションがかわいらしいです。

ここから取り分けてもらいます。

1皿目:冬蟹とゆり根

左は蟹が入ったフラン、洋風茶碗蒸しのフラン。滑らかな舌触りです。
これは、長女にほとんど取られてしまいました。
右はアランチーノのような小さなコロッケ 一口サイズなのが残念。もう1つ欲しかった。

2皿目:牛テールと旬菜のポトフ

まずは上にのっているトリュフの香りを楽しんで、スープを口に運びます。
優しい味のスープが体に沁みわたります。
手間暇がかかったスープは体にいい!!

3皿目:鮑の岩塩蒸し

まだ動いている鮑を昆布で包んで、上に岩塩で釜を作り蒸し焼きにします。
ちょっと残酷な感じですが、これが適度に塩気が効いて本当においしいんです。
娘たちも鮑には興味津々でシェフに「生きてるの?」と質問したりしてました。
鮑自体もおいしいのですが、このソースがまたおいしいんです。
パンを使ってソースも全部いただきました。

塩釜に使ったお塩はこの後どうなるのか質問してみました。
昔は全部捨ててしまっていたようですが、最近はサステナビリティも考えて、硬くて使えなくなってしまった部分以外は再利用しているとのことでした。
家で、塩釜をやってみたいなと思うんですが、調理後のお塩はどうするか悩んでいたので、いいヒントをいただきました。

4皿目:うかい特選牛サーロインステーキ

今年から、お肉の下にパンが敷かれるようになりました。
面白いアイディアですね。
肉汁が染みたパンで、お肉を挟んでサンドイッチして食べてもいいんです。
(ちょっと、お行儀悪いですが、これがまたおいしい!)
薬味?はフライドガーリック、西洋わさび、生胡椒、ともう1つは忘れた!
生胡椒が、柔らかくてピリッとした辛みもあって、お肉によく合います。

5皿目:ガーリックライス

鉄板焼きを食べたらガーリックライスは外せません!
これはマイルール。
赤だしのお味噌汁とお漬物も美味しかったです。

6皿目:デザートとコーヒー

デザートは何種類かから選べます。
私はイチゴのパフェ
イチゴいっぱいで大満足です。

夫はモンブラン
毎年食べてるのですが、毎年進化しているような…
モンブランの上からアングレーズソースをかけるのがめちゃくちゃおいしそう

小菓子

デザートタイムに娘がちょっとしたハプニングに見舞われたのですが、スタッフの方のフォローが素晴らしく、娘にとっても思い出深い出来事になったようです。

お祝いで行ったのでバラのお花をいただいて、家族写真を撮っていただきました。
毎年行っていて、毎回大満足で帰れるレストランです。
今年も行けるように仕事がんばるぞ~!!